注文住宅における風呂には、大きく分けて3つのタイプがあります。それぞれの特徴を以下で紹介します。ユニットバスは風呂とシャワーが一体化した形状の浴室です。プリメイドで製造され現場で組み立てられるため、施工期間が短く比較的コストも抑えられます。

汚れがつきにくく清掃もしやすいため、メンテナンスが容易です。ただしサイズに制限があり、大型の浴槽や広い空間を望む方には向かない場合があります。セパレートバスは風呂とシャワーが別々になっている浴室です。浴室と洗面所を仕切るドアを設け、独立した空間として利用できます。

広い空間を確保できるため、大型の浴槽やジャグジーを設置することもできるでしょう。水回りを複数個所に設けることで、複数人が同時に使用することができます。ただし組み立てに時間がかかり、施工コストが高くなることがデメリットです。オンセン風呂は温泉をイメージした内風呂で、天然石や天然木などの素材を使用した、高級感のある空間を作り出すことができます。

湯船の形状も自由に決めることができ、好みのサイズや形状で注文することができるでしょう。湯船にはジェットバスや音楽機能などのオプションも追加できます。しかし素材や設備によって価格が高くなり、メンテナンスも煩雑になることがあります。以上のように注文住宅における風呂にはそれぞれ特徴があります。

自分のライフスタイルや予算、好みに合わせて、注文住宅に適したタイプを選ぶことが大切です。