注文住宅を建てることが夢という人は少なくありませんが、その一方で注文住宅を建てた後にもっとこうしておけばよかったと思う人も少なくありません。これは、実際に住んでみて初めて分かることもありますが、実は後悔することの多くは住む前に調べておくことで改善できたことが多いのです。では、注文住宅を建てるときにはどのようなことを注意したら良いでしょうか。一つは収納スペースです。
もし、賃貸住宅に住んだことがある人なら収納の点に何らかの不満を持っているかもしれません。家族が4,5人いる場合に賃貸住宅を借りていたとすれば収納(特に賃貸マンションやアパートの収納)は必ずと言っていいほど足りなくなるはずです。そうだとすれば、収納は広めに作っておくことが吉です。収納が広いことで、部屋の物があふれかえることがなくなり、一部屋丸々物置のようなことにならずに済むでしょう。
ただし、逆に収納が広すぎても問題です。収納が広すぎると収納に余裕があるからという理由で物を買い続ける人がいます。浪費癖の人は特にそのような傾向があります。そうなるとどうしても買わなくていいようなものが増えだし、無駄に物があふれかえってしまうのです。
そのようなことを防ぐためにも、収納は十分な広さを確保でき、かといって広すぎないぐらいの大きさにするべきです。収納の場所は、各階ごとにバランスをよく決めましょう。例えば、1階でしか使わないこたつなどは1階に収納することができれば、わざわざ2階までもっていく必要はなくなるのでラクです。