住宅関連, 注文住宅, 間取り

注文住宅の間取りの変更

注文住宅を建築する前に確認しておきたいのが、将来の間取りの変更が、どの程度まで可能かと言う点です。子供を育てている世帯では、子供が成長していくうちに子供専用の個室の必要性を実感することもあります。子供の数だけ個室を確保するのは決して容易とは言えません。一般的な4LDKの間取りでは、夫婦と子供二人の世帯では、個室の完備は困難といえるからです。

しかし子供部屋は、広さが必要というよりも個室としてのプライバシーの確立のほうが重要の場合が多く、現実問題として一つの広い部屋を子供の人数分で区切るという方法も効果があります。注文住宅ならば、簡易的な部屋の区切り方ではなく、壁材を施工して間取りを変更する柔軟性を持たせることも可能です。注文住宅の定期メンテナンスと併せて、部屋の間仕切りも施工してもらうと良いでしょう、さらに長期的な視点に立てば、子供の進学や就職による独立で、子供部屋が必要なくなる時期も予測できます。子供が独立した場合は、それまでとは逆に一つの広い空間に変更できると便利です。

壁材や間仕切りを除去するわけです。壁材や間仕切りの除去は、耐震性への悪影響を防止しなければなりません。壁が減っても建物としての耐久性が変わらないようにするわけです。注文住宅は、最初の耐震性能の計算の時に、壁材や間仕切りの増減まで考慮することが可能です。

間取りの変更に融通性が生まれると、将来のリフォームも苦にならずに楽しめるようになります。

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